アドラーの「嫌われる勇気」を読んでみた。
自分の領域と他人の領域を分けて考えることができるようになる点は良いと思う。
他人の課題に踏み込んであれこれ考えるよりは、自分の課題に他人を踏み込ませないようにする意思が大切。
他人の願いに合わることで、「自分は善人なんだ」と思い込んでいた時期が自分にもありました。反省・・・。
自分の勘違いしていたことを振り返ると次の点がありました。
(1)他人に嫌われまいと行動して、結局は他人のエゴイズムを増殖させていた。
(2)人を信用しすぎるため、だまされやすかった。(若い頃、詐欺に会ってお金を騙し取られたことがありました)
(3)他人や会社のお願いに合わせすぎて、自分の時間や自分の人生を大切にすることを軽視しやすかった。
(4)相手の人情沙汰に流されてしまって、自己犠牲的な破滅型生活に陥ってしまった。
(5)相手の気持ちや感情に配慮しすぎて、きちんと叱ることができなかった。(本当の友人なら、友人が間違っている時は、”なあなあ”で済ませちゃダメ)
※(1)~(5)は本の内容とは関係ありません。個人体験に基づく気づきです。
こんな感じで気づきがあったのでかなり良い本なんだと思います。私の具体的な体験談を書くのはまたいつか次の機会にしますが、たくさんの人に一度は読んで欲しい本です。
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